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2023.10.23

MEOランキングに影響する要因とは

Google Business Profile(以下GBP)を開始したが、思うように順位が上がらない、MEOツールを導入したが順位が上がらないという課題を抱えていませんか? Google Mapローカルサーチが目指すのは、その人にとって今、最適なお店を表示することです。この考え方はGoogleのウェブ検索であっても変わりません。しかし、多くは上位に表示されるべき十分な事業内容や評価であるにもかかわらず、従分な情報発信や施策を実施できていないことで、上位掲載の機会を逸しています。

今日はUberallの公式YouTubeチャンネルで紹介された2023 Local Search Ranking Factors Impact of Attributes、2023年ローカルサーチランキングに影響する要因とは、についてホワイトスパーク社のファウンダーであるダレン・ショー氏の動画をもとに、MEOランキングに影響する要因について説明します。

ホワイトスパーク社のファウンダーであるダレン・ショー氏はMEOに影響されるとする要因として以下の6つをあげています。

❶GBPシグナル

❷Webページからのシグナル

❸レビューからのシグナル

❹リンクからのシグナル

❺行動シグナル

❻引用元からのシグナル(サイテーションシグナル)

❼パーソナライゼーション

*シグナル(信号、合図)とは、それぞれの情報元からGoogleへ発信される情報のことです。

MEOランキング要因
(引用元 Local Search Ranking Factors 2023

ではそれぞれについて説明します。影響度の高い順に説明していきます。
ランキングに対する影響度は年々変化しており注意が必要です。

❶GBPシグナル
これはGBPに登録できる様々な情報です。カテゴリーやビジネス名のキーワード、などです。これらの情報はビジネスカテゴリーによっても登録項目が異なるため、自社のカテゴリーに必要な情報はすべて登録する必要があります。せっかくGBPアカウントを開設運用していても、未充足のままだと、正しく網羅されたシグナルがGoogleに届いていないことになります。業種毎に異なる「属性」情報も必ず記載してください。MEOツールなどを使えば未充足情報に関して、登録項目の充足度を確認することができます。またGBPには初期の登録項目以外にも、写真の投稿やサービスについての情報更新、最新情報などのシグナルを発信することができます。これらの情報更新は常にGBPシグナルとして発信されるため、定期的な情報更新はMEOランキングにおいても重要です。

❷Webページからのシグナル
GBPからリンクするウェブページの情報シグナルです。NAP(名前・住所・電話)の有無やページ内のキーワードやタグなどの情報などをGoogleはGBP情報と完全に一致するか、その他の情報を収集しています。このWebページからのシグナルの重要度は年々増しており、GBPだけでなく店舗ページやホームページ全体の情報項目もGBP内の情報とともに重要度が増しています。私たちは何者で、何を提供しているのか、Webページから情報を発信しましょう。店舗ページやホームページを構造化して、Googleにシグナルを送りやすくすることも必要です。ダッシュボードで情報更新する際に店舗ページの情報も同時に更新することが必要です。複数店舗の更新作業は想定以上にメンバーの工数と誤記載などのトラブルを生むため、注意が必要です。

❸レビューシグナル
レビュー、つまりクチコミのシグナルです。クチコミの量、評価、クチコミ書き込みの時間などの情報です。クチコミの量は任意に増やすことはできませんが、顧客への返答を重ねることでブランドへの信頼度が増すことや、消費者の声を聞く姿勢が伝わることで増えることが確認されています。意図的なクチコミ評価は、発信者の過去の履歴(いたずらに高い評価点、短期間での評価の繰り返し)などによって、マイナスな評価になるリスクがあるので、肯定されるものではありません。
レビューシグナル、クチコミ対応は複数店舗にわたる場合、メンバーの膨大な工数と返信内容の承認業務フローが実施の障壁となります。最近ではAIを活用したクチコミ返答を導入している例も増えています。

❹リンクからのシグナル
従来のウェブランキングに影響及ぼすリンク、質の高いリンクや数、アンカーテキストなどがリンクからのシグナルとして評価されます。またローカル検索においては、ローカルな意図を持った検索クエリであることから、ローカル リンクが有効であるとされています。例えば、その地域に固有の Web サイトからのリンクです。WebでのSEO施策同様にリンク施策は年々影響度は下がっているため注意が必要です。

❺行動シグナル
ここでいう行動とはGBP、その他のアクションを指します。GBPのページをどのぐらい閲覧したのか?GBPはインプレッションに対してどれほどクリックされたのか?GBP内の経路検索や電話、ウェブ閲覧や最新情報の閲覧などです。GBP内の情報更新については上記の「GBPシグナル」で説明しましたが、実際にそれらの情報に対して、ユーザーが反応したかの情報シグナルです。
MEOソリューションを導入すれば、GBP内の様々なアクションをダッシュボードで確認することができ、日々の運用の効果を確認することができます。

❻引用元からのシグナル(サイテーションシグナル)
Googleは多くの信頼性の高いメディアにおける、店舗の情報を収集しています。そこに記載されている位置情報やNAP情報などがどのぐらいの量で記載されているか、また掲載されている情報がGBPと正しく完全一致しているかを調べています。海外には様々なビジネス情報を一覧できるディレクトリーメディアやAppleMap、Bing Map、TripAdvisorなどの大手メディアなどがあります。工数と時間はかかりますが、そうしたメディアへの登録にチャンレンジしてみましょう。

❼パーソナライゼーション
AIによるパーソナライゼーションの精度が進化するとこで今年、最も重要度が増した要素です。Googleはユーザーに最適な顧客体験を提供するために、GoogleアカウントでログインされたGoogleサービスの情報を元にその人それぞれにパーソナライズして地図上に検索結果や店名を表示をします。GoogleアカウントとしてGoogleが保有する本人の基本情報に加えて、現在位置、過去の検索履歴や閲覧履歴、位置情報をGoogleにオプトインしていれば、過去の訪問店舗情報など多岐にわたります。そのためにもGBPにできるだけ多くの人に情報をマッチさせるためにも多くの情報を記載することが重要です。

最後に

MEOソリューションUberallはGoogleの認定パートナーとして、世界135万店舗以上で導入実績あるSAASサービスです。UberallはGoogleのローカルサーチアルゴリズムを追求しています。例えば、すべてのアカウントから世界126以上のメディア(日本は26メディア)にNAP表記を統一して掲載、そして一括更新することが可能です。
Uberallはただのツールにすぎません。運用チームが常に上記を意識しながらPDCAを回すことで、ローカルマーケティングの目的達成に近づくことができます。

引用元記事)Local Search Ranking Factors 2023

 

植松芳宏(株)Recovery 取締役COO

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